大量の英単語を誰よりも高速に、効率よく、永続的に覚える方法はないものかなという問いに対する答えの一つが、CDを始めとした音声を使ってのボキャブラリービルディングです。
ボキャブラリーの巨大なトルネードを脳内に発生させるんだ。
英単語は音声を使えばめっちゃ楽に覚えられる。CDを流して両眼は本の単語、例文を追いかける。慣れてくれば自分も一緒にナレーターの後にぴったりついてshadowingしていけばいい。ただそれだけです。(*^^*)
それを何度も繰り返せば、そのうち英単語がぺたぺたと脳みそに張り付いていく感じがします。何となくそんな感じが・・・
イメージ的にはCDの枚数分のトルネードがスピードを増し、ぐるぐる回転して融合し、英単語集の単語をすべて吸い上げて、自分の脳の中に入り込んでいく感じでしょうか。あくまでそんなイメージですが・・・
これを私は自分の大好きな服のブランドTORNADOMARTにちなんで、TORNADO ボキャビルとネーミングして、どうやって単語覚えたらいいのと聞いてくる人に薦めています。
ほとんどの人は英単語集の音声聽いてるうちに寝てしまうそうですが(∪。∪)。。。zzzZZ@
下記は大学入試の単語集で人気の高いターゲット1900をCDを使って覚える場合のイメージ図。
⬇本
⬇CD
5枚に全単語が収録されているのでそれを一気に回していきます。英単語を覚えるときは特に最初のtake offの段階が肝心なので1日1枚、余裕のある人なら2枚、ド真剣に聴いていきます。
一日20個覚えれば、3か月ぐらいで1900個覚えられるやんなどとのんきなことを いっている人には向かない方法であることは確かですが。(T_T)
またそんなブロックを積み上げていくかのごとく、英単語が頭のなかに積み上がっていくはずがないやんとも思いますが。
積み上げてはボロボロ崩れ落ち、しばらくした後挫折するのが関の山でしょう。
例えば上で紹介している「英単語ターゲット1900」の別売CDだと、
英単語➟その日本語訳➟その英単語を含む例文
という順番で音声が流れてきますが、何度も繰り返し聴いているうちに、ある単語が発話され、その次に日本語ナレータがその単語の訳を言うよりも速く、脳内で日本語訳が自動再生されるのを感じるようになる瞬間が来ます。
英単語CDトルネードの脳内への吸い込み完了の瞬間です。そうやってある程度の段階で見切りをつけて、後は実際の英文の海の中へdiveしていけばいいと思ます。
でもずっーと学校なんかで薦められるブロック式の覚え方に慣れてしまっている人がほとんどなので、どうしてもそこにしがみついてしまいます。
CD2,3回聽いただけで、トルネードどころかほんとbreeze(そよ風)程度の段階でやめてしまうからダメなのです。桁が一桁たりません。英単語集の紙面に張り付いている千以上の単語を脳内に吸い上げるためには20回、30回という強い初期風圧が必要ですよ。
大学入試やさらにその先にある、英字新聞、TOEICの英文、TIME,Newsweek等を読みこなしていくのに必要なのは見て意味のわかる情報収集用の認識語彙です。
確かに中学生の段階で出てくる英単語については書けて、読めて、発音できてとすべてマックスの段階に持っていく必要があると思いますが、大学入試以降の単語にそこまでする必要はなく、単語を見て意味が分かればいい段階に上げておけばいいと思います。
その手段として上記CDを使って英単語を覚えていくのが一番楽だし、もっとも手っ取り早い方法でしょ。
いまでは単語集にCDが当たり前のようについているので実行するのも簡単ですしね。
ターゲット1900にいたってはiPhoneアプリまで出ています。しかも600円というお値打ち価格。
英単語ターゲット1900(5訂版)
カテゴリ: 教育
価格: ¥600
私の学生当時はまだ本の裏カバーあたりに小さく「別売カセットテープ有」―お問い合わせはこちら―みたいに書いてあって、値段も高く取り寄せるだけで邪魔くさって感じでした。
もう現在は絶版になっているようですが、高校2年生当時下の「英単語の合格水準」シリーズのCまで、カセットテープを何度も聴いて覚えていきました。
当時まだ私の周りにはそんなやり方をしてる人はいなかったけど、とりあえず試しに買ってみてやってみたら、効果抜群だったので、単語って音声を使えばこんなに簡単に覚えられるのかと感激したものです。
何事においても、少しでも楽で、速い方法論を絶えず探しまくる私の性格が功をなした数少ない瞬間の一つでした。
この合格水準Cまで覚えたことで大学入試の長文読んでても、知らない単語に出くわすことがほとんどなくなりました。
もう高校生当時使ってた英語本の類はとっくの昔に処分してしまいましたが、この合格水準Cだけは、その後今にいたるまで全く変わることのない英単語記憶の方法を見つけるきっかけとなった本として、今でも英語本1軍コーナーに飾ってあります。
私が一番最後に買った単語集がこちら。イッチー植田の魂のこもった究極のTOEIC単語集!
単語集は植田一三氏のものじゃないと買う気がしません。圧倒的なボリュームにこめられた植田氏からの気迫が伝わってきます。
また最近ではこんな動画付きの単語集も出てきました。
やはり映像というのは強烈なインパクトを持ちますね。覚えれるとか覚えられへんとかいう以前に単語が脳にimprintされてしまいます。これからこの分野の単語集というのは増えてくるでしょうね。
⬇こちらサンプル動画。
続編が一向に出てこないのでVol.1で終わりみたいなのが残念。このDVDのもとになっているのがベストセラーのこちらの本です。
アルファベット26文字だけで政治・経済・文化に恋愛と何でも表現してしまえる英語は、どっちかっていうと絵文字言語な日本語とは究極の対極にある音声言語。
なのでやっぱり、音楽聴くような感じで音として英単語をインプットしていけばいいんじゃないでしょうかヾ(o^▽^)ノ"♪ヾ
バタフライエフェクト
━━ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こす
この記事が読んでくれた方の一羽の蝶の羽ばたきになればいいなと思います。
それでは今日はこのへんで。