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この記事に爆笑!「What’s Wrong With Apple’s Product Announcements?」Jobs在りし日のあの世界一エキサイティングでワクワクだったApple製品発表会は何処へ?!/Cult of Macより

更新日:

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2013.10.28

さー今日は雑誌Mac PeopleとMac Fanの発売日。そんな日にApple関連の情報収集に欠かせないサイト「Cult of Mac」で面白い記事を読みました。

読みながら何度も吹き出してしまいました。
こないだの超激薄iPad Airや新OS Mavericksのゼロ円配布に湧いたあのAppleの製品発表会の現場での空気みたいなのを面白おかしく伝えてくれていて、やっぱりそうだったのか〜ッて感じです。
JobsがいたころのAppleの製品発表会の翌日はもう早く見たくてiPodへのkeynote配信が始まるのをわくわくしたものでした。ところが今は・・・
もちろんAppleから出る新商品がどんなものかには興味津々です。でもそれをJobsがどんな言葉で、どんな仕草で伝えたのだろうっていうあの頃持っていたkeynoteそのものへの興味へのボルテージはもはやありません。

上記記事の中にこんなのが、

It’s hard to understand how far Apple announcements have sunk unless you revisit the old ones. Here’s Steve Jobs introducing the iPhone in 2007. There’s so much excitement in the room, it feels like the audience will explode. This week’s audience struggled to stay awake.

なんと会場にいたオーディエンス達、眠らないようにするのに精一杯だったとか!
Applの製品発表会がどんなにつまんないものになったのか理解したけりゃこれ見てみてよ!ってリンクが貼ってあるのが私自身も何度見たかしれない2007年、JobsによるiPhone発表のkeynoteです。

きっとこの記事を書かれたMike Elganさんはこん時会場にいらっしゃったんでしょうね。
Jobsが創りだす現実歪曲空間(reality distortion field)と形容されるオーラとiPhoneという製品と会場のオーディエンスが一体となった高揚感が画面からもうねりを上げて伝わってきます。

Mikeさんは今のAppleの製品発表会のフォーマットそのものに無理があると指摘されています。

I believe the problem is that the Apple announcement format evolved into its present form as a showcase for Steve Jobs, the best introducer of products ever produced by American capitalism.

今の形はアメリカ資本主義が生み出した最高の製品プレゼンターJobsだったから可能だったのであり、Jobsのようなパーソナリティを持たない人間が壇上に上がり同じことをやってもダメだと。

ということでMikeさんからの4つの提案。

1. Introduce new people

毎度出てくるTim Cook, Craig Federighi, Phil SchillerやEddy Cue,ばかりじゃなくAppleの社内探しまわってキャラの立つ新しい人にkeynoteをまかせるべきだということですね。

2. Be more playful

Apple execs spend all their energy trying not to screw up. You can smell the fear. That’s no fun.

現プレゼンター達のステージ上でしくじらないようにという恐怖みたいなものがオーディエンスに伝わってしまっていてつまんないんだよと。
JobsがiPhone発表会の時に見せたような遊びココロを入れてよってアドバイス。

3. Cut the boring, repetitive ‘crappy stuff’

ダラダラやるなと(((-’д-)y-~ イライラ

Apple announcements like this week’s should be done in 40 minutes, max.

今回のみたいなんだったらせいぜい40分で締めるべきだとは手厳しい。

4. Never even schedule an announcement unless you can surprise everyone

製品発表をアナウンスするんだったらみんなを驚かせるものにしてくれ!とあります。

Mikeさんによると今回驚いたのは、驚きを感じさせるものがほとんど何もなかったことだと。

Most of all, we were surprised by the near-total lack of surprises. What, no iWatch? No iTV? Not even a new Apple TV? Nothing?

そういえばJobsはkeynote終わりかけになって"One more thing!" とさらにオーディエンスを驚かせる仕掛けを作っていましたがそういうのも全く失くなってしまいましたね。
いい製品の発表はあたりまえ。それ以上に何かSurpriseはね~のって、もうAppleだからこそ向けられるデマンドの高さですね。

〜instead of soldiering on with a format custom-tailored for Jobs, Apple needs to adapt and find a new way to excite the world with its product announcements.

もう現Appleの上級役員たちはJobsの呪縛から解き放たれて、何か新しいスタイルの製品発表によって、もっと世界にサプライズを与えて欲しいんだよと。

MikeさんのみならずきっとMac信者みんながそう思ってるんだと思います。

あれだけ素晴らしい製品を発表していてもこれだけの注文がつけられるAppleという会社。
それはそれで凄いことなのかもしれませんね。

それではきょうはこのへんで。

<記事関連文献>

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