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文庫版「ミレニアム5 復讐の炎を吐く女」上下巻が出た! -リスベット・サランデル-これ以上感情移入できる主人公はいない!

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ミレニアムという小説をご存知でしょうか?
第一巻を手に取りページを読み進めてしまうと、取り憑かれたように次の巻さっさともってこいや〜ヽ(o`皿′o)ノレベルに脳みそを侵食していくおもろすぎる小説のことです。
私も人に薦められ、じゃっ俺も読むわヽ(`◇´)/って軽く頷いてしまったものの、ミレニアムがズラズラっと本屋で並んでいるのを見て、はぁ〜4巻まであるうえに、全部上下巻になってるやん・・・とテンションだだ下がったもんです。

私は知的センスにあふれる人から直接薦めてもらった本は必ず読むようにしているので、邪魔くせーなと思いつつも一巻だけ買って読み始めたわけです。
そしたらま〜あっというまに全巻コンプリートとなりました。

https://zuchaga.com/wp-content/uploads/46475897572_ace6745582.jpg

まずこの小説が生まれた背景そのものが小説みたいです。
ウィキによりますと、

第2部までを書き終えた時点で出版社と連絡を取り契約、その時点で第5部までの構想があったというが、ラーソンは第1部の発売も、シリーズの成功も見ることなく、2004年に心筋梗塞で急死した。ラーソンの死により、彼のノートパソコンには第4部の4分の3に相当する下書きが残されたが、パソコンを現在所持しているパートナーのガブリエルソンは結婚しなかったのがあだとなって彼の作品に関する権利を持たず、彼の意思も残されなかったため公表の目処は立っていないという。〜中略〜しかし、出版社は続編3編の執筆をノンフィクション作家のダヴィド・ラーゲルクランツに依頼。ラーゲルクランツはオリジナル3編を十分読み込んだうえで執筆し、第4部を2015年に発表して好評を博した。第5部は2017年、第6部は2019年に発売予定となっている[6

という事情で、同じミレニアムという小説でありながら、第1巻から第3巻までの作者と第4巻以降の作者が違っています。
なのに、亡くなってしまったラーソン本人が書いたかのごとく、シームレスに第4巻も面白かったということでまたまたこの小説の話題性をブーストさせているというわけです。

しかしま〜超人気作の続編を書くっていうのを引き受けたダヴィド ラーゲルクランツさんの度胸や自信にはリスペクトするばかりです。

国家権力・マスコミ・巨大グローバル企業など、およそ考えられるありとあらゆる悪者達が小説に出てきますが、何が襲ってこようが天才的な頭脳で次々と難局をきりぬける女性主人公リスベット・サランデルへの感情移入度が巻を増すごとに自分の中で膨張していきます。

でついにお正月前の12月19日ついに文庫本上下巻が出ました。

単行本ではすでに出ていたので、買おっかなーと思ったこともありましたが、本棚に並べたときにサイズ揃わなくなるのがいやなんで、スルーしてきましたけどね。

5上下巻はこれまでより若干ボリューム薄めなんで、読み始めたら一気に終わっちゃいそうです。
ではでは\(^▽^*)

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