『イングリッシュアドベンチャー』といえばいつかどこかで目にしたことがあるという人が多いのではないでしょうか。私がまだ高校生の頃から存在している英語教材でコースの種類も内容もほぼ変わることなく、これほど長い間存在し続けている教材というのも珍しいように思います。
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原作が今は亡きギネス級ベストセラー作家シドニー・シェルダン氏によるものなので、ストーリーの面白さが尋常ではありません。私が高校生の頃初めて英語の音声教材として選んだのがEAの『コインの冒険』でした。
毎月送られてくるテープを何度も聴いて、テキストを読んで、解説を読んでと、勉強というよりは只々楽しかったという記憶しかありません。ハリウッドの名優たちにより吹きこまれたリアリティあふれる声が、息遣いがそのまま脳みそに張り付いていく感じがして、ボキャブラリーの数が一気に増え、あー単語って音で覚えるものなんだと、その後の私のボキャブラリービルディング人生に超弩級の気づきを与えてくれたことはとっても感謝しています。
もうずいぶんと前に、上級コースの『ゲームの達人』を終えて以降、EAとのおつきあいもなくなりましたが、この日曜日に昔使ってた英語参考書なんかが保管してある部屋の掃除をしていたら『ゲームの達人』のコピーした教材が出てきたのでまた、ちょっと一通りシャドウイングでもしようかなと思って、ついでにブログのネタにでも書こうかなという流れになっちゃったわけです。
オリジナルの教材は当時受験生だった親戚の女の子にあげっちゃったので手元にはありません。
音声はiTunesに取り込んであるのをiPhoneに落とします。
でもさすがにノーマルスピードのままでは今の私には遅く感じるので、2倍速で聴けるようにミュージックからオーディオブックにメディア変換して取り込むことにしました。
一応やり方を載せておきます。
⬇iTunesのアルバム上で右クリックして『情報を見る』を選択。
⬇こうすることによりメディアの種類がオーディオブックに変わるので、オーディオブックのコーナーに先ほどのアルバムが移動します。私は植田一三氏の単語本CDなんかもオーディオブックにしてあります。
そうするとプレーヤーに2倍速で聴ける機能と、シャドウイングには欠かせない15秒戻し、送りの機能が追加されるようになるのです。ある差し迫ったシーンの中で高速で話される英語なんかは何度もこの機能を利用して自分も同じリズム、スピードで言えるようにします。
そういえば私が高2の時初めて買ったペーパーバックがシドニー・シェルダンの『明日があるなら』でした。
If Tomorrow Comes | ||||
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買ってはみたものの、読めんのかいという心配を吹き飛ばす、一文一文の簡潔さと、読みやすさに驚き、ストーリーの面白さに集中することができたのを思い出します。
ちなみにこちら『ゲームの達人』今でも手元に持ってるほど気に入っている私のバイブルの一つです。
栄光と挫折、歓喜と狂気、悲哀に慈愛と人生ゲームのすべてがこれでもか詰め込まれた素晴らしい傑作です。
Master of the Game | ||||
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EA版の『ゲームの達人』は原作の面白さをそのままに再編集されているのでこの本のファンにはたまらない教材だと思いますよ。
ということで今日はこのへんで。