腕時計といえばそれだけで壮大な世界観を持つ市場ですが、私はその世界には全く関心を持てませんでした。傘とか、電卓とかと一緒で、使えればええやんというグッズの囲みで考えているからです。ところが今から14年前、当時付き合っていたヴィヴィアンウエストウッド大好きな彼女の買い物に付き添っていた時に、"雷の一撃"に打たれるかのごとく一目惚れした腕時計がこちらのヴィヴィアンウエストウッドマン・ストーンヘンジリストウォッチなのです。
ちなみに英国南部の歴史的なストーンサークル、ストーンヘンジってこんな遺跡。まさに沈黙の巨石。
この人々を魅了してやまない謎多き古代遺跡からインスピレーションを得て制作された腕時計に私はすっかり魅了されてしまったのです。
ストーンヘンジとかモアイ像とかああいう石の古代遺跡ってなんか惹かれるものがあってかっこいいな〜って思うんです。
この腕時計7,8年ほど前にバンドのピンが取れて近所の時計屋あっちこっち持っていって修理を頼んだんだけど、かえってくる返事は全部一緒で、形状が特殊で修理用の部品がないとことわられてしまいました。
邪魔臭くなってもういっやっとそれ以来腕時計することもなく今日まで来たんですが、キャビネットの整理をしていた時に出てきて、数年ぶりの再開となったストーンヘンジ君をもう一回してみたいと思い、梅田のLOFT1階にある、オンタイムに持って行って修理を頼むことに。
店員さん曰く難しそうだけど、いったん引き取って修理工場で部品の代替品があるかどうか探してみますということで、ダメ元でお願いしました。
こちら広〜い店内。初めからこういうでかいショップに持っていけばよかったのに・・・
その後電話がかかってきて内部の方もサビであっちこっちおかしくなっているのでオーバーホールが必要ですと、しかもそれをすると防水機能が全くなくなってしまいますがどうされますかとのこと。
なんといっても14年前の時計でとっくに廃盤になっているうえ、こったデザイン性ゆえ修理用代替部品が存在しないらしい。
防水機能がなくなってしまうということは、水しぶきダメ、雨の日はもちろんダメとかなり不自由な腕時計となってしまうが、晴れの日だけすればいいことなので修理お願いしました。全部で12000円なり。
こんな悲しい文字が(*_*;
もう今度壊れたら最後!というむっさ神経使いながらする腕時計ってのもいいんじゃないでしょうか。
この時計ヤフオクでもまず目にすることないので、これがダメになったら同時に私の腕時計人生も終わりということです。時計見るだけなら、iPhone見ればいいだけのことだし・・・
ということで今日はこのへんで。