The Emotional Adventure of Leadership - Peter Bregman - Harvard Business Review
The Emotional Adventure of Leadership
by Peter Bregman
こんばんは。歩行中はたいてい障害物よけながらRSSリーダー読んでいるzuchagaです。
今日はリーダーシップについて書かれた素晴らしい英文に出会いました。
時は1990年の夏、生徒達を引き連れての30日間の登山旅行の初日、Peter Bregmanはなんと道に迷われてしまいます。しかも生徒達は登山経験のない初心者ばかり。
I looked at the map and my heart raced as I admitted to myself — only to myself — that I had no idea where I was. It felt too humiliating to let the others know.
合流してキャンプをはる予定にしている他の2つのグループからすでに1時間以上遅れているうえに、日没もせまっていました。もうBregmanさんにあれこれと考える時間はなくなっていました。
My hands shook nervously and I could feel my heart beating.
Bregmanさんの心臓の鼓動が聞こえてきそうです。
山ではよくあることとはいえ、7月にもかかわらず雪まで降ってきました。
I couldn't hide my failure any longer. We were far off track and we needed to set up camp. The jig was up.
もう生徒達に道に迷ったという事実をこれ以上隠せないという、リーダーとしては屈辱的な決断をしなければいけない瞬間が訪れます。
まさに万事休す "The jig was up."の事態です。
Bregmanさんは生徒達を集め輪になって座らせて現状を伝えます。当然のごとく生徒の一人からこんな質問が。
"So, we're lost?" a student asked me.
Bregmanさんにとってはこれ以上ない無力感とみじめさを味わされた瞬間でした。
でもまさにこの時の経験こそがBregmanさんにその後25年間忘れえない、リーダーシップとは何かの気づきを与えてくれた瞬間でもありました。
If you want to be a powerful leader, you have to become familiar with the sweat-inducing, anxiety-producing, adrenaline-generating emotions of being lost while people are following you.
ハイフンでつながれたヴィジュアルな英語でリーダーシップを表現してくれています。
記事の後半に出てくる英文はすんばらしい!(^3^)!の一言です。
次もイイですね!
It takes tremendous confidence to lead. Not the confidence of having all the answers — that's arrogance — but the confidence to move forward even without the answers.
"confidence" 自信と"arrogance" 傲慢のリズムが心地よい響きを英文に与えていますね。
この記事はBrdgmanさんのこの登山で得た経験を元にしたリーダーシップ論を語ってくれているTEDのプレゼンもついていました。
Below is a TEDx talk I gave about these unpleasant emotions of leadership and how we can use them to become better leaders and increase innovation:
ではでは台風が接近する大阪からこなへんでお開きにしたいと思います。