今日は久々のTEDネタでいきましょう。昨日梅田で服のバーゲンショッピングの帰り、立ち寄った大阪ジュンク堂で目にスーっと入ってきたのがこちらの本。
『HOW TO DELIVER A TED TALK』
かっこいい表紙デザインに惹かれポチッと買ってきました。ほんで昨夜読みました。
107ページで字もそこそこデカイので読みやす〜いのです。
フムフムとかっこいい英文に惹かれつつ、コーヒー飲みながら、新しくなった阪急百貨店で買ってきた美味しいスイーツを頬張りつつ読了となったのでした。
著者はJeremey Donovanさん。こちらのWebSiteを訪れると上記本の紹介が出てきます。
さっそくJeremeyさんのサイトをRSSリーダーに登録しておきました。
Jeremey Donovan | Virtual Speech Coach
全14章構成でトピックの選び方、スピーチBODYのつくり方や結論の締め方さらには声のトーンやユーモア、スピーチの際の手の動かし方まで人前で自分の考えを伝える際のtipsが満載です。
今やすっかり有名になったゴールデンサークル理論のサイモンシーク氏のプレゼン分析に多くのページがさかれていました。
いかに人を惹きつけ自分の考えを伝えるのかについて、考えぬかれた構成のプレゼンだったんですね。
サイモンさんを改めてリスペクトしました。
あのTEDでの神プレゼンが本で蘇る！どうすれば人に行動を起こさせるリーダーとなれるのかを教えてくれた、Simon Sinek氏のあのゴールデンサークル理論が日本語版で出たよ━━━！
『HOW TO DELIVER A TED TALK』は英検１級の2次試験対策用としても参考になると思います。
なんつってもJeremeyさんの頭のなかで絵になるヴィジュアルな英語がいいのです。
例えば、トピック選択の際の注意点として書かれていたこの英文のかっこいいこと(；一_一)
One of the biggest mistakes that speakers make is trying to pack a lifetime worth of learning into a single talk.
Laser focus on a single concept will give you a fine mesh filter for editing your material.
限られた時間の中であれもこれもつめ込みたい気持ちはわかるが、余分なものをそぎ落としていく過程の大切さを"Laser focus" とか "fine mesh filter"などの絵になる表現で伝授してくれます。
こういう斬れる表現というのがいろいろ出てくるので読んでいても楽しいと思います。
TOEIC対策多読用に何か英語ばっかりの本読んでみたいな～と思いの方にも是非オススメします。
あっそれと昨日、こちらでご紹介したNANCY DUARTEさんの『resonate』日本語版が出ているのも発見しました。表紙デザインがオリジナルとはぜんぜん違うものになっていたので気づきませんでした。
NANCYさんはTEDプレゼンター達が使うスライド作成などを担う会社を率いるプレゼンのスペシャリスト。
手にとって見ましたが、やはりオリジナル版のあの美しい本の装丁やずっしり感が消えてしまっているのが残念(_ _)
ではでは雨がふる前に用事を済ませるため寒空に出かけていきますので、このへんで！
