天候がおもいっきり受験生に厳しかった2日間に渡るセンター試験が終了しました。今日の朝は太陽の暖かな日差しが大阪の街には降り注いでいます。
もう各予備校で今年のセンター試験の分析が発表されていますね。
2014年度英語の問題は例年と難易度、形式ともほとんど変わらず、問題の選択肢もセンター試験らしく本文さえ読めていればハッキリ、クッキリマークシートを塗りつぶせたのではないでしょうか。
私もセンター試験の問題発表後はiPhoneの時計を前にガチにやっています。今年は30分とちょっとかかりました。
今年度で印象深かったのは第2問がやたら簡単っていうのと、センター試験では初めての出題となる第3問のB「各パラグラフからまとまりをよくするために取り除いた方がよい1文を選べ」という問題の【・_・?】感。正解明らかすぎません?!って気がしますが・・・
この問題を間違えた高3生は多分問題そのものよりも、うわっ( ̄◇ ̄;)新形式の問題ってことでパニクっちゃったんだとおもいます。なにか新しいことに直面しても冷静に物事を分析できるっていう英語以外のメンタルな部分がしっかりしてれば問29〜31はニマッとしながらいけたはず。
2014年度センター試験英語
第3問C以降は例年通り怒涛の英文読解ラッシュ。私の場合第3問Bまではそれなりに気を使ってやっていきますが、C以降は普段英字新聞や英語ブログサイト読むときと同じモードに頭が切り替わり、最後までε=ε=ε=ε=っとやっていきます。TOEICのPART6と同じく英語を読んだそのまんま、日本語スルーして頭の中で文字を映像化出来る速さが必要です。といっても大学入試受験生でそのレベルまで持っていけてる人って例年の平均点を見てる限り、全体の数%じゃないかと思います。
高2までに英文法、英単語、英文解釈ひと通り完成させて、高3になってから入試までは、とにかく大量の英文を読みまくるだけの状態になってないと、ボリュームが多いだけのセンター試験+英文の専門度、抽象度が天高く上がる早慶、上智や各国立大学の問題を読みこなすのはしんどいと思います。
この辺りの大学入試英語に立ち向かう頭の作り方について説明してくれてる素晴らしい本を紹介しておきます。
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上記表紙カバーに見える「志望校合格への鉄則」DVDが素晴らしいのです。
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私の知る限り英語参考書でこの英語学習前の前におけるマインド形成の大切さについて、ここまで熱く語っている(DVDまでつけて)参考書は知りません。是非オススメです。
さてさて話を今年のセンター試験に戻すと、代々木ゼミナールでは毎年恒例、代ゼミ講師陣によるセンター試験速報講義の配信が明日1月21日から順次配信される予定です。詳しくはwebsiteをチェックして下さいね。
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英語は毎年佐々木和彦さんが担当されています。
英文の情報構造を駆使した英文読解で人気のある方です。
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センター試験の後はいよいよ国公立入試、高3生はその前に卒業式と心が大忙しな時期に入ってきましたね。
Life is going on!
それでは今日はこのへんで。