年末の半額セールで購入しておいたのが超字幕の『SEX AND THE CITY 2』
超字幕については前からどんなんかなーと気になってはいたんですが、値段がちと高いかなということでとりあえず静観していました。(ŎдŎ;)
そしてここ2,3日いじってみて久しぶりに驚きを感じるアプリに出逢ったぜということで記事にしてみました。
私事ですが、映画の英語を使ったstudy methodについては若かりし頃から研究を重ね、自分なりに確立したスタイルを持ってました。自慢じゃありませんが年季入ってますよ。♪⌒ヽ(*゚ω゚)ノ!!
それはこちらのスクリーンプレイから出版されている映画スクリプトの中から、自分のお気に入りの映画をレンタルで借りてきて、DVDの音声だけをMDに移すことから始まりました。懐かしい記憶の片鱗Σ(-∀-;)
そして、本のページごとにMDのdivide機能を使ってトラックを区切っていきました。これが邪魔くさいのなんの。
例えばこちらの
ビジネス用語がたくさん出てくるシャドウイングにピッタリの映画です。
そして、ページごと、セリフの大まかな切れ目ごとにdivideしてトラックを作っていったわけです。
本まるごとMDのトラック番号記入し終えたら後は、それぞれのページのスクリプトを映画の中の俳優の発話スピード、リズムと同レベルになるまで何度もシャドウイングを繰り返し、納得できたら次のページみたいな感じでやってました。
気に入ったシーンのセリフなんかは、スクリプトなしでもスラスラセリフが言えるようになるまで何度も繰り返し聴いて、シャドウイングやってましたね。
今から十年くらい前までリスニングとスピーキングを鍛えるのにこればっかりやってたかなーという気がします。気に入った映画を使ったシャドウイングなので全く飽きないし、何より無味乾燥なスタジオ録音された人工英語ではなく、美しい音楽に効果音、何より超一流の映画スター達の声による英語をシャドウイングするわけですから、英語表現が何の苦もなく脳みそに浸透していきます。
そうやって次から次へと映画を借りてきては、MDに音声を落とし、スクリーンプレイの本を買いまくり、シャドウイングしまくって英語表現を覚えるというメソッドが確立されていきました。
その頃使ってた本は今やほとんど手を伸ばすこともない本棚の最上部に収納してあります。
スクリーンプレイのラインナップにはない映画についてはアルクのシナリオシリーズも買ってました。
とくにこちらの
は大好きな映画で、今でも主要なシーンのセリフは覚えています。
MDは再生プレイヤー自体、今はもう持っていないので、壁に取り付けた棚の中にしまってあります。ホコリ積もってるし(●´⌓`●)
スクリーンプレイでのシャドウイング用以外にも気に入った映画はMDにとって、外出時MDウォークマンで聴いてましたが、それもiPodにとって変わってからは処分してしまいました。このMD達をmp3に変換する方法を探しつつ、結構邪魔臭いな〜なんて思いつつ過ごしていた当時TEDのweb動画配信が始まり、もうすっかり映画英語の世界からは遠ざかるようになってしまいました。
さてさてそんか経緯がありつつ超字幕iPhone/iPadに辿り着いたわけです。なんでも試してみるべきだなーというのが実感で、想像していた以上に考え抜かれた英語学習用映画再生プレイヤーじゃありませんか!
基本的な使い方については販売元サイトにわかりやすい説明があるのでご参照下さい。
超字幕プレイヤーで特に私がおーっつと思った機能に絞ってご紹介。
セリフシーンだけの再生ができる
映画を英語学習に使う場合ネックになるのがセリフのある以外のシーンが邪魔になるという点。
1番最初全編を通しで見て感動*.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.した後は、そう何度もセリフのないシーンを見る必要はないわけで、上で書いたようにMD使ってた時は、トラックで切って、再生時その部分はスキップして、セリフのあるシーンだけをシャドウイングするということをやってたわけです。
そのトラックに切っていく作業が面倒だったわけですが、なんと超字幕は設定で、タップ一つで映画全編からセリフのあるシーンだけを抽出して再生することができるじゃありませんか。めっちゃ便利!&あの頃の苦労に涙(//ω//)
たったこれだけの手間暇でセリフ付き以外のシーンをすべてカットしてくれます。
思いっきりシャドウイングに集中できますね。
セリフの頭出し、スキップがとってもsmooth!
こちらiPhone縦画面。
こちらiPhone横画面。どこでもいいので画面をタップすると一時停止して、プレイヤーが表示されます。そして、
上の白丸の位置を覚えてから、再度画面をタップします。
プレイヤーが消え、先ほどの白丸左下をタップすればセリフ頭出し、右下でスキップと、iPhone横画面でもこれまた快適にシャドウイングが行なえる気配りが施されています。
映画再生中も気になる単語はタップ一つで検索OK!
超字幕には46万語が搭載されている辞書、研究社「リーダーズ英和辞典」「リーダーズ・プラス」までもが完備され、単語、英語表現面でも隙なしという感じです。
ほんと、ポンポンポン!とタップしていくだけです。
と3点だけ私のお気に入りポイントをあげておきました。
他にも再生速度を最大2倍速にまでできたりと、英語上級者にとっても嬉しい機能が付いています。
ユニバーサルアプリなのでiPadでももちろんそのまま使えます。画面がでかくなる分タップ等の操作ははるかに快適ですが、やっぱりiPadは視聴用かなという気がします。
シャドウイングには片手で使えるiPhoneが最適です。
超字幕がこんなに素晴らしいアプリだとは知らなかった。
年末セールで後3本ほど買っておけばよかったと思います。
ここ数年はTEDのプレゼンを使用したシャドウイングメソッドでずーっとやってきましたが、それだけだと気の利いたオシャレな会話表現のインプットが手薄になってきます。
棚の中で塩漬け状態のMD達を眺めては、これmp3にできたらなーとか思っていたちょうどタイミングのいい時に超字幕に遭遇できたかなという感じ。
今年からはTED&超字幕の両輪でバランスの取れた英語表現のインプットをやっていけるフレームワークが頭に描けました。
それでは今日はこの辺で。